8コア16スレッドのRyzen7 3700Xを搭載したことで6000万画素を超える高画素RAWデータの現像も楽に行えます。グラフィックカードも比較的パワーがあるので写真だけでなく動画の編集にも最適。500GBのSSDをデュアルで搭載するため1つをLightroomのカタログ専用ドライブや、動画編集用ドライブとして使う事も可能です。拡張性、排熱に優れるワークステーション用ケースを採用。内蔵カードリーダーはUHS-II対応です。
8コア16スレッドのパワーをしっかり活かすならメモリ増量が特におすすめ。特にLightroomで高画素データの現像をしっかり行うなら32GB以上をおすすめします。メインドライブを超高速なNVMe SSDとしたり、大容量HDDやNAS用に10GbE対応のNICを追加するのも良いでしょう。拡張性が高いため自分好みのPCに仕上げられます。
1982年北海道生まれ。化学メーカー勤務を経て写真の道へ。広告写真撮影の傍ら写真ワークショップやセミナー講師として活動。カメラ雑誌、ムック本の執筆のほかカメラバッグのプロデュースも行う。写真情報サイトstudio9代表。ライフワークは写真をより楽しむための情報を発信すること。
近著に『写真のことが全部わかる本』(インプレス)、『Lightroom[美]写真メソッド
プロが教える感動写真の仕上げ方。』(エムディエヌコーポレーション)など。
Webサイト:https://photo-studio9.com
【プロの視点】
パソコン選びのポイント
6コア12スレッドのハイパワーCPUのRyzen5 3600を採用しコストパフォーマンスに優れるパーツを厳選して構成。標準メモリ16GB、SSD500GBと基本スペックも妥協せず4,000万画素オーバーのRAW現像でも快適に使えるマシンになりました。筐体サイズがコンパクトなものポイントです。
BTOオプションの選択ポイント
最新のLightroomはメモリ消費量が10GB程度まで達することもあり、メモリを32GBにすることでより快適に作業ができるほか、現像速度アップも期待できます。外付けHDDを使わない場合は内蔵HDDを追加しましょう。動画編集も積極的に行うのならグラフィックカードの強化もおすすめです。