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3分で学ぶ豆知識『メモリについて、もう少し深く掘り下げてみた』編

BTOパソコンヘルプ「メモリ」ページでは"初めてBTOパソコンを検討する方"に向けて「メモリ容量は多ければ多い方がいい」と「メモリの速度と枚数」についてまとめました。
ここではもう少し深掘りをして、さらにメモリに詳しくなってみましょう。

まずメモリの動作速度のおさらいですが「『DDRx-〜』の後に続く数字が大きければ大きいほど速く動作する」というのがパソコン用メモリの基本ですが、厳密には "CPUがメモリ内部にあるSPDを読み取り、CPUとメモリの双方が対応している定格速度" できまります。

※SPD…メモリのメーカー名、規格、搭載DRAMチップ情報、周波数(クロック)、レイテンシ、電圧など、メモリ基盤に搭載されたチップに記録されている詳細なデータ

イメージとしてはこんな感じでしょうか。
CPUとメモリとのやり取り・その1
こんなやりとりをしているのかというのはさておき、パソコンの電源を入れるとCPUとメモリの双方の認識が合致するクロックで動き出します。
ちなみに上の画像のように、メモリのSPDに記録されている定格の周波数よりCPUが認識できる周波数が低い場合、各々が対応する周波数の上限までに落として動作します。これが"メモリの下位互換"と呼ばれるものになります。

枚数を増やすと速度が制限される仕様

一般的なパソコンはメモリを4枚まで取り付けることができるため、とりあえず4枚取り付ければ良い…というわけではありません。近年のCPUは「メモリを4枚に増やすと周波数=動作速度が下がる」という制限があるため、

・一般的なゲームやクリエイティブ作業に於いて、動作速度を重視する方…2枚組
・MayaやAfter Effectsなどを使用するプロクリエイターやAI開発など、メモリ容量を重視した業務用途…4枚組

のように用途に合わせて選んでいただくことをおすすめしています。また、メモリ1枚でも容量が足りていれば文章作成やブラウジングなどの軽作業、軽いゲームプレイであれば十分に快適です。
CPUとメモリとのやり取り・その2

最新の規格"CUDIMM"

近年のメモリの特長として、高クロックかつ安定した動作を実現するためには、様々なハードルが存在します。
そのハードルを越え、さらなる高速化を目指して登場したのが"CUDIMM"です。CUDIMMはメモリの中にクロックドライバ(CKD)と呼ばれるチップを搭載しており、これまで不安定になりがちだった高速な動作周波数でも安定して動作することができるようになりました。
ただし、CUDIMMであっても通常のDDR5メモリと同様に4枚組では周波数の低下が起こります。今後はより速い周波数を実現するために、CUDIMMメモリがスタンダードになるでしょう。
CPUとメモリとのやり取り・その3

定格以上に動くメモリ"XMP/EXPO"

一部のメモリはSPDデータの内部に『ここまでのクロックなら定格以上に動作できますよ』と記録されている"XMP/EXPOプロファイル"を使用して動作させることもできます。この様な"XMP/EXPOプロファイル"が記録されているメモリを、一般的にオーバークロックメモリ(OCメモリ)と呼ばれています。
CPUとメモリとのやり取り・その4
このようにメモリが物理的に燃えるわけではありませんが、XMP/EXPOは安定性を犠牲にしつつ、定格以上の動作で性能向上を目指した"限界を楽しむためのコンテンツ"となるため、製品保証の対象外となりますのでご注意ください。ツクモBTOパソコンでは長期間安定して動作させることを念頭に定格での運用を推奨しています。

もちろんツクモBTOパソコンは、このような難しい話を気にしなくても安心してお使いいただける製品を、お客様のもとへお届けしております。
CPUとメモリとのやり取り・その5

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