3分で学ぶ豆知識『無線LAN(Wi-Fi)』編
PCやスマホだけでなく、ありとあらゆる家電も無線LANに繋がる時代になり、無線LANが無いと生活も仕事もままならない方も多く見受けられます。
そんな日常的に使っている無線LANですが、1997年に登場してから今も進化をし続けています。
| 策定年 |
規格名 |
周波数帯 |
規格上の最大通信速度 (理論値) |
| 2024年 |
IEEE 802.11be (Wi-Fi 7) |
2.4 / 5 / 6Ghz |
46000 Mbps (46 Gbps) |
| 2022年 |
IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4 / 5 / 6Ghz |
9600 Mbps (9.6 Gbps) |
| 2019年 |
IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4 / 5Ghz |
9600 Mbps (9.6 Gbps) |
| 2013年 |
IEEE 802.11ac (Wi-Fi 5) |
5Ghz |
6900 Mbps (6.9 Gbps) |
| 2009年 |
IEEE 802.11n (Wi-Fi 4) |
2.4 / 5Ghz |
600 Mbps |
| 2003年 |
IEEE 802.11g |
2.4Ghz |
54 Mbps |
| 1999年 |
IEEE 802.11a |
5Ghz |
54 Mbps |
| IEEE 802.11b |
2.4Ghz |
11 Mbps |
| 1997年 |
IEEE 802.11 |
2.4Ghz |
2 Mbps |
新しい世代ほど通信速度がアップしていますね。
なお、みなさんが無線LANについて言葉にしている「Wi-Fi」は、2009年に策定された”IEEE 802.11n”より使用されるようになりました。
「IEEE 802.11be (Wi-Fi 7)」
特に2024年に登場した「IEEE 802.11be (Wi-Fi 7)」は、Wi-Fi 6E以前の規格から大幅に進化しました。
・親機子機の間は各周波数帯それぞれ単独で通信から、全ての周波数帯を同時に活用して速度+安定性向上

・一度に通信できる帯域幅がWi-FI 6Eと比べて2倍 (6GHzの場合)

・周波数帯の一部チャンネルで電波干渉を受けても、その他のチャンネルへの影響を最小化

・変調方式が10bit→12bitに進化で、一度の通信で1.2倍の情報量の転送を実現

など、今までにあったWi-Fiの課題を解決した高速+高品質な無線通信を実現します。
ただし、親機(Wi-Fiルーター)と子機(パソコン)が共に「Wi-Fi 7」に対応していなければ、これらの機能は活用できなくなってしまうのでご注意ください。
また「Wi-Fi 7対応Wi-Fiルーター」でも上記のうち一部の機能のみというモデルもあるのでご注意ください。
「2.4GHz」「5GHz」「6GHz」
また、無線LANは「2.4GHz」「5GHz」「6GHz」の電波の周波数帯を使用して通信しており、それぞれ得意不得意があります。
・2.4GHz
○:遠くまで届きやすく障壁物に強い、対応機器が多い
×:電波が混線干渉しやすい、通信速度が遅い
・5GHz
○:高速通信、電波干渉が少ない、低レイテンシ(低遅延)
×:障壁物に弱い、屋外使用に制限がある
・6GHz
○:さらに高速通信、さらに電波干渉が少ない、超低レイテンシ
×:さらに障壁物に弱い、対応機器が少ない
一般的にYoutubeやネトフリで4K動画を見たり、オンラインゲームをするなら、100Mbps出ていれば問題ないと言われており、最大通信速度を見ると昨今発売されている無線LANの規格で十分に対応できています。
しかし、無線LANの環境によっては「買ったばかりなのにネットの反応が遅い」「最新の高スペックパソコンなのにオンラインゲームでラグを感じる」という声も見受けられます。
そんな時には以下の項目をチェックすると改善するかもしれません。
・遮蔽物…親機子機の間に壁や家具などの遮蔽物があると、電波が減衰して届きにくくなります。親機子機(特にアンテナ)はなるべく高い位置の見通しの良い場所に設置しましょう。

・電波干渉…電子レンジ、IHヒーター、コードレス電話機などが近くにあると、電波干渉により通信速度の低下や切断の原因となります。それらの家電製品からは離れた位置に設置しましょう。

また、Wi-Fiルーターは長年使用すると内部部品の劣化により、通信速度の低下や瞬断、再起動の頻発など発生する場合があります。それらの症状が出始めたら買い替えのタイミングです。
もしWi-Fiルーターを買い替えるときは、最新の”メッシュWi-Fi”に対応しているタイプがオススメです。
ツクモのBTOパソコンはゲーミングPC「G-GEAR」を中心に多くのモデルで、無線LAN子機を搭載しており、無線LAN非搭載のモデルもオプションに子機をご用意しております。
また、ツクモのBTOパソコンでご用意している無線LAN子機は標準搭載タイプ/オプションタイプともに、日本国内で無線機器や通信端末が電波法や電気通信事業法の基準に適合していることを証明する“国のお墨付き”である「技適マーク」付きのため、安心してお使いいただくことができます。

なお、無線LANはアンテナを介して通信する仕組みのため、安定した通信を行うにはアンテナを正しく取り付けることが重要です。
ご利用の際は、同梱されているアンテナの付け忘れがないようご注意ください。

※ツクモBTOパソコンWi-Fiモデル同梱「無線LAN/Bluetoothアンテナ取り付け説明書」より抜粋